ヒミング百価店

釣賀 愛：靴職人が作る革靴

釣賀さんの仕事

「靴のつるが」の釣賀愛さんは、周りの人が太鼓判を押す、男気のある女靴職人！
誰にとっても自分の足に合った靴は魅力的、と話す愛さんの作る靴は、依頼されたお客様の為だけの一足となります。
既製靴が合わずに困っている方、足に障害のある方が一歩でも多く、快適に歩くことが出来るように。そんな願いが込められた靴は、愛さんの「喜ばれてこそ」の精神が根底にあります。
普段使いのベーシックな靴で歩く快適さは他に変えがたく、少しおしゃれをするために、服に合わせたデザインで靴を作ることで、より晴れやかな気分で出かけられることで、違う何かを発見できる。
釣賀さんのオーダーメイドの靴には、そんな素敵な心遣いが詰まっているのです。

オーダーメイドの靴がある暮らし

既製品ですら5mm単位でサイズがある様に、足に合う靴は暮らしにとってとても重要なものです。

• 足に障害がある。
• 極端に足が大きい、または小さい。
• 外反母趾などで合う靴がない。

靴に足を合わせるのではなく、足に靴を合わせる靴づくりをコンセプトに、快適に歩く靴を提供します。
オーダーは、足の採寸→デザインの決定→仮あわせ→仕上がりの順に進みます。
まず木枠を作り、型紙を作り、革を裁断して縫う。全て手作りのため、８ヶ月～10ヶ月程完成に要します。

• 左右の足の長さが違う（脚長差）の方の靴。

ブーツタイプならば、後ろから見ても、かかとの深さが同じなので脚長差とはまったく分からないのですが、短靴なので、後ろから見た時に差が分かってしまいます。
靴の中に、高さを補うインソールが入っています。インソールだけでは足りない高さ分を、底を高くして補っています。左右の違いはありますが、パンツを履けば分かりません。